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  • 24.9.16

見方を変えれば、考え方も変わる

売りたいときの不動産レスキュー/株式会社不動産セレクト 名古屋営業所 羽地です。

いつも大変お世話になっております。

 

一度の人生の中で選択を選ばされることが多くある現代の中で、ある物事の対象を違う角度で

見ることによって違う見解が生まれることが私の仕事の中でも多くあります。

下に添付している写真は戦時中、帰還した戦闘機が攻撃を受けた部分を青色の点で記した画像になります。

ではここで質問です。

アナタは戦闘機全体を取り仕切る責任者であったとして、アナタはどこの強化を重点的に指示しますか?

翼でしょうか?胴体でしょうか?

様々な考えがあると思いますが、当時の司令官が出した答えは画像の中で全く攻撃を受けていない【操縦席部分】の強化を指示しました。

【それはなぜか?】という事ですが、私は先の文面で

 

《戦時中、帰還した戦闘機が攻撃を受けた部分を青色の点で記した画像》

 

と記載しました。

お気づきの方もいるかと思いますが、操縦席部分に攻撃を受けた機体は帰還していないのです。

この画像がわかる事実としては

「帰還してきた戦闘機が翼と胴体に多く攻撃を受けている」という事には変わりないですが、

その反面

「翼・胴体に攻撃を受けた機体はどうにかして帰還出来ているが、操縦席に攻撃を受けた可能性が高い機体は帰還出来ていない」

という事がわかります。

私はコレが「見方を変えれば、考え方も変わる」の代表例だと思います。

 

話は遡り、もう10年以上前の話です。

仲の良い友人と飲んでいると、ある相談を受けているという話を聞きました。

どのような話かと言うと、地元で昔からお世話になっていて幼馴染のような女性の先輩の旦那さんに問題があるという話で、

その旦那さんは浪費癖が激しく、借金を繰り返し、仕事もまともにせず、子どもの面倒もまったく見ないという事でした。

当時20そこらの私で、今のような仕事をしておらず世の中テレビで見るような事が実際に起きているんだと驚いたのが記憶に新しいです。

 

友人:ーーーって話があってさ、結構シンドそうなんだよな・・・。

私 :そうなんだ。色々と大変なんだ。

 

なんて話をしてその日は終わりました。

後日、またその友人と飲んだ時に友人の方からその話をしてきました。

 

友人:この前の話だけどさ、また色々あってさ・・・。

私 :そうなの?

友人:おう。実はさ・・・

 

そう話始めた友人から聞かされた内容は、その旦那が他の借金を隠していた事が判明しその額は今までの金額とは桁違いの金額だったという話で、

先輩は半狂乱になり、とても取り乱した様子だったという話でした。

事前にまた相談があると言われた友人は、その口調や態度が明らかにおかしく大変な事が起きたと察知したそうで相談を聞く日は

あまり深く落ち込み考えすぎないように明るい午前中にし、その為にその日は休みを取ったという事でした。

 

友人:そんで、色々とわかってきた事を聞いたんだけど自分で口にする事でやっぱり色々と見えてきちゃう所があってさ、段々口調とか呼吸も荒くなってきてさ。

私 :・・・うん。

友人:先輩、ちょっとおかしくなっちゃってさ、「もう嫌ッ!」「なんでこんな事ばっかりなるのッ!!」って叫ぶんだよ。

私 :まぁ、そうだよな・・・。

友人:「もうこの世界が嫌ッ!!」「この時代に生きていたくないッ、逃げたい!いなくなりたいッ!」って言うんだよ。

「もう私の事を誰も知らないし、私も全然知らない時代に行きたいッ!!!」ってさ。

私 :うわぁ・・・・。もう現実逃避したいんだ。

友人:うん。「私の事を誰も知らないし、私も全然知らない時代に行きたい」ってずっと言うからさ、先輩の手をギュッと掴んでさ・・・

私 :うん。

 

 

 

 

 

友人:明治村連れてった。

私 :いや確かに、その時代知らんし、その時代に住んでた人こっちの事全然知らんけどぉッ!!

友人:うん。

私 :要望バッチリ答えてるけどォォッ!!

 

 

みたいな話がありました。

なるほどなって思った。

見方を変えると考えたかも確かに変わって解決に導く事があるかも知れないと思いました。

 

皆さんも色々な壁にぶち当たりそうなときもあるかと思いますが、そんな時こそ一度立ち止まってその物事を俯瞰的に少し違った見方をすることで解決に導くことが出来るかも知れません。

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