売りたいときの不動産レスキュー/不動産セレクト 名古屋営業所 所長 大河内です。
先日、名古屋市西区から名古屋市中村区へ引っ越しを完了させた私ですが、実はまだ完全なる完了ではありませんでした。
原因はなにかと申しますと、リビングが2階ゆえに起こりうる、冷蔵庫が2階に上がらない問題です。
そんなバカなと思われるかもしれませんが、冷蔵庫が通常より大きく、折り返し階段の場合たまにあります。
通常ですと2階のリビングのバルコニーや窓から入れるのですが、うちのリビングは南向きで南側には家が建っているためクレーンが入らないことと、家の窓はこんな小さな窓なので絶望的です。
冷蔵庫を買い替える話も出ましたが2年前に20万円以上の価格で購入したもので、デザインも気に入っているので踏ん切りがつかず、
とりあえずは1階に冷蔵庫を置いて生活していました。
リビングに冷蔵庫がない生活はめちゃめちゃ不便でした。
子供のジュースを取りに行くときも、ご飯を作る材料を取りに行くときも、風呂上がりのビールを取りに行くときも、、、
しかも1階に行こうとすると長男が必ずついて来ようとし、帰りは抱っこなのでいちいち大変です。
1日でも早く1階から2階へ冷蔵庫を上げるために、今までの人脈を駆使して多くの方に冷蔵庫を2階へ上げれる人はいないかと聞きまくりました。
クレーンでベランダから入れる、壁を壊して入れる、冷蔵庫を分解して入れる、庭から手吊りで入れる等たくさんの意見がありましたがどれも不可能でした。
なのでさすがに1階から現在の冷蔵庫を上げることは諦めて、2階用の小さい冷蔵庫を購入しようと決意し、階段を通る大きさの冷蔵庫を見積もってもらおうと電気屋さんを呼ぶことにしました。
見積もり当日、冷蔵庫の資料をいくつか持ってきていただいて、たくさんご提案していただいたのですが、
担当の方が勧めてくるのは何故か今と同じか、なんなら今より大きな冷蔵庫ばかりです。
私は聞きました。
私「今ある冷蔵庫も2階へ上がらないのになぜもっと大きな冷蔵庫を勧めるのですか?」と、
すると、担当の方は言いました。
電気屋「ベランダからクレーンで入れてはいかがでしょう?」
私「それは今まで検討しましたが無理でした」
電気屋「、、、いえ、さきほど外から拝見しましたがおそらくいけますよ」
私「うちは北向きでバルコニーは南側なのに勝手に庭に入り見たなんてなんて失礼な人だ!しかもクレーンが入らないのはまちがいのないことだ」
電気屋「敷地には入っておりません」
私「ではどうやって見たんだ!」
電気屋「外からです」
私「まだ言うか!」
電気屋「一度外へ出て確認してみましょう」
私「おもしろい、そこまで言うのであればみせてもらおうじゃないか」
と意気込んで外へ出ました、そうすると電気屋さんは
電気屋「ほら、あそこから入りますよ」
私「あなたは一体どこを見ているのですか」
電気屋「あそこです、あの三階のバルコニー」
私「!!!!!!!!!」
衝撃でした。たしかに三階ならバルコニーは北向きにありますし、3階から2階へおりる階段の天井はものすごく高い。
ということで
無事に既存の冷蔵庫が3階から2階へやってきました アドバイスをくれた電気屋さんには感謝です
今日、この話を書いてみて思ったことは、固定概念に縛られないということです。「冷蔵庫は1階、もしくは2階から上げる」などの自分が知っていること、世の中において、こうとされていることがすべてと思っていては井の中の蛙大海を知らずでしかありません。
ただ1階の寝室に冷蔵庫がないとそれはそれで夜中めんどくさいなと気づいたため
素晴らしいご提案をくれた電気屋さんから1階用の小さい冷蔵庫を購入して恩返ししようと思います。