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  • 20.12.26

1年ぶりの再会

天狗猿(テングザル)について調べた。

 

 

まさか今年最後のブログがこんなエッジの効いた始まりになるなんてと思った方も多いと思います。
正直、私も驚きを隠せないでいます。

 

いつもお世話になっております。
不動産セレクトの羽地です。

 

年末に近づき、慌ただしくなってきている毎日ですが、皆さんどうお過ごしでしょうか?

1年ぶりの年末との再会です。

 

今年お世話になった方への挨拶なども今年の自粛ムードで対面的に出来なくなってしまっているのは
個人的には寂しいばかりです。

 

私は躾(しつけ)に関しては両親に厳しく育てられました。
ある日、私が夕飯を残した時、躾に厳しい母は私に向かって

 

「世界には食べたくても食べれない人がいるから残してはいけません!」

 

と強く怒った事がありました。

 

ですが私が残した原因は好き嫌いとかでは無く、母が作りすぎた夕食を限界まで無理やり食べさせられて
お腹がいっぱいだったからです。

 

「いや、食べたくても食べれない人もお腹いっぱいなら残すだろ」

 

とも思いましたが、全部食べました。

 

そんな躾に厳しい母は年末になると
『あんた、稲穂にならなかんよ。大きくなるほど頭下げてく・・あの・・お米みたいにならなかん』
とよく言います。

 

稲穂から勝手に加工されて、
お米に毎回なってますが何が言いたいかというと

【実るほど頭を垂れる稲穂かな】

の事で[常に謙虚でいなければいけない]、[天狗になるな]という事が言いたいのです。

 

そこで今回のブログ一行目に戻ります。

 

天狗猿という生き物がいます。

 

見た目こそ鼻が大きく天狗のような顔面ですが、[天狗になる]という言葉があるぐらいなので
そこがルーツなら性格は横柄で乱暴なのかなと思い調べました。

 

ですが、調べて見るとコイツらはとても興味深い生態をしていました。

 

まず、ボルネオ島にのみ生息している固有種で大きな川の近くでしか生活しないそうです。
エサとかはバナナなのかなと思ったら、サルなのにめっちゃ葉っぱを食べるそうで、なんかその時点でちょっと笑えてきました。
次に性格はどうなのか調べました。

 

人間界でも縄張り争いなど聞きますが、自然界では生きるか死ぬかの争いになるのでとても重要になり
「天狗」がついているだけあって、自分のテリトリーに侵入した敵に対し、荒っぽい性格で抗争や威嚇などをもって払いのけるのだと思っていましたが、違いました。

 

コイツらはとても争いを嫌う種族だと言う事がわかりました。

 

色々と期待を裏切ってくる感じが段々笑えてきましたが、どうやって争いを避けるのか調べた所、
侵入してきた敵と同じエリアで共存・共栄とかもうそんなレベルとかじゃなく

 

 

 

自分たちが暮らしてた縄張りをそっくりそのまま明渡し、自分たちがその縄張りから立ち去るそうです。

 

 

そしてその結果、今【絶滅危惧種】だそうです。

 

ダメじゃねーかッッ!!!!!!!!!笑
身を滅ぼしてんじゃねーかッ!!!!笑

 

天狗の名こそ付いてはいましたが、むしろ凄く謙虚でいいヤツでした。

 

弊社不動産セレクトもこれからも常に謙虚な姿勢で関わる人みんなを幸せに出来るよう

来年も一層精進して参ります。

 

そして天狗にならず、かかわり合った皆様から「謙虚でいい人だった」

と言ってもらえるようにしっかりと適正な対応でお客様に満足いただけるよう尽力いたします。

 

本年は大変お世話になりました。

来年も宜しくお願い致します。

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